雨漏り調査

雨漏り修理の調査と補修について

ぺいんと工房の吉田です。先日、テナントの雨漏り修理のご依頼をいただき、現地調査に伺いました。

建設業界では、調査をせずに経験や勘だけで修理を行う業者もいますが、弊社ではしっかりと原因を特定し、お客様に最適な修理方法をご提案しています。

調査には費用がかかりますが、原因を特定せずに修理を行い、結果的に雨漏りが止まらなかった場合、余計な費用がかかってしまう可能性があります。

今回の現場では、散水調査を行った結果、4ヶ所の雨漏りを確認しました。

1ヶ所目は、笠木(建物の屋根の端に取り付けられた部材)の繋ぎ目からの雨漏りでした。本来であれば笠木を交換するのが確実ですが、今回は予算を考慮し、シリコンシーリングによるブリッジ工法で補修を行いました。

補修の手順

  1. 既存のコーキングを剥がす
  2. 清掃
  3. テープを貼る
  4. プライマー(接着剤)を塗布
  5. バックアップ材(シーリング材の厚みを調整する部材)を両脇に貼る
  6. シリコンシーリングを打設

コーキングは、年数が経つと弾力性がなくなり、ひび割れや剥がれが生じることがあります。そのため、定期的な点検が必要です。

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しんべー

福津市在住、福津市で生まれ、福津市で育ち、飲み会大好き、キャンプ大好きのメタボのおっさんです

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