手抜き工事等

塗膜の膨れ

サイディングボードの下塗りに、専用のフィラーではなく、塗っては行けない単層弾性を塗装?していて塗膜に膨れが出てました。また、ボードが通気工法ではなく直貼り工法だったのも原因の一つだと考えられます。前回の塗装業者の知識不足と、下塗りが足らなかったので、在庫の単層弾性を塗装したのではないかと考えられます。シーラーか専用のフィラーを下塗りに使用し適切な乾燥時間を守ればこのような症状を防ぐ事が出来ます。

雨樋のケレン不足

あるあるナンバー1の手抜き工事、雨樋のケレン不足というかケレンしないでそのまま塗装してます。2回目の塗り替えに入らせてもらう際にほぼ10割近くこのような悲惨な状況が見受けられます。ネットが普及してな時代は情報も乏しく、塗装しても剥がれると廻りから聞いていたので弊社では塗装してませんでした。実際、雨樋は劣化してくると弾力性がなくなり割れやすくなる為、塗装しても性能が回復するわけではなく見た目だけですので、交換するのも一つの手だと思います。塗装する際は、剥がれてる塗膜は可能な限り剥がし隅々までケレンし、ミッチャクロン(塗装しなくても大丈夫です)等のバインダーを塗装する事で剥がれる事はほぼありません。工事を頼む際は、よく確認しましょう。

夜露による塗装が流れてしまいました

この現場は、弊社の内容になります。セラミトーンプライマーという下塗りを、材料屋から進められて塗装したのですが、15時以降に塗装した個所だけ見事に流れてしまいました。再度、下塗りを15時までに塗装を完了したのですが、またまた流れてしまい、再再度、下塗りを12時までに完了したら、何とか流れる前に、乾燥してくれました。 反省点として、冬場は特に 屋根塗装は水性塗料より溶剤系の塗料の方が気温にあまり関係なく乾燥してくれるので、おすすめですね。

ケレン・下塗りなしの上塗り1回塗り

なんと言ってよいのか、素人以下の仕事内容になります。錆が発生して場合は下塗りを省略する事もありますが、最低でも、目荒らし(塗膜に傷をつけて密着を良くする)はしないと、剥離の原因になります。しかも、希釈材で薄めすぎてスケスケ状態(-_-;) 塗装業者の仕事内容を確認したい場合は、外壁や屋根以外の所を確認する事をお勧めです(笑) 外壁や屋根などの目立つ所の塗装作業が悪い場合は論外なので気を付けておいてください。