塗装職人を30年間やってきた職人としての塗装業者の見極め方
弊社代表の個人的主観も入っておりますので、参考程度で
どこの会社で何年職人としてやってきたか
私は、父親の会社「ヨシダ塗装」で15年間職人として働かせてもらいました。父親と一緒に働く事はとても嫌でしたが、無茶苦茶厳しく育てられて今は良かったと思います。なぜこのような話をしたかと言うと最近、忙しい時にネットの募集サイト等で応援に来てもらった職人をみると、ほとんど塗装の基本「私も、まだまだ勉強中ですが」も知らないまま短期間で独立した方が多いのでびっくりしました。 ケレンをしない・刷毛は使えない・ローラーを使っても塗り残しばかりと愕然としました。 私としては、昔から塗装会社をされてる厳しい兄弟子がいるところで、5年~10年働いて会社にきちんと貢献された方がベストだと思います。 本当はまだまだ言いたい事がありますが、コンプライアンスの関係から書けない事が多くつらい
職人・営業のお客様との接し方
本来であれば、礼儀正しく・笑顔で・真面目なスタッフが良いのでしょうが、この業界は品行方正のスタッフが正直少ないのが現状です。
ある程度、お客様は温かい目でみてもらえれば、業界としては助かります。
職人は、挨拶と塗装作業をきちんと行い、営業との打ち合わせもきちんと出来ればよいと思っております。
口の上手な職人は、正直あまり腕が良くない傾向にあります。「例外もありますが」
逆に営業は、笑顔できちんとお客様の要望を真摯にも聞いて、塗装専門店としてお客様の要望が間違ってる場合は、きちんと要望の修正を行い良い方向に持っていける営業を探しましょう。
お客様の要望を取り入れないで、会社の都合の良い事し考えてない提案をする会社は避けた方が無難です。
営業がどこまで塗装の事に詳しいか?
営業は、塗装専門店の為詳しくないと話になりません。お客様から、なぜ、この工程が必要なのか?なぜ、この塗料ではないといけないのか?聞いてみると良いと思います。きちんと、マニュアル通りではなく、営業の言葉で説明できて、分からい事は分からなりに調べてくれる営業の方はベストです。 知ったかぶりの営業は無視しましょう!
自社施工?・手間請け?
自社施工は、自社の職人で塗装作業を行う為、責任の所在が明確で言い逃れが出来なく、きちんと作業を行う傾向にあります。また、自社施工でも会社の方針によっては、利益最優先で手抜き工事を行う会社も存在します。
手間請けは、工事の材料費は負担せずに、人件費だけで職人が塗装作業を行い、手間請けに支払う金額があまりにも安い場合、利益を確保するため人件費を削り、手抜き工事を行う事もあります。 自社施工か手間請けにさせるのか、直接、営業に聞いてみてみましょう。
後、同業種の協力会社という手間請け業者の言葉にも気を付けてください。
良い所・悪い所をきちんと伝えているか?
正直、万能な塗料、万能な塗装方法は存在しません。耐候年数35年、汚れが付きにくい、塗膜が柔らかくクラックの追従性が良い、遮熱・断熱が良い、値段が安い、塗装しやすい、1回塗りで大丈夫な良い所だらけの塗料はまずありません。
良い所と悪い所をきちんと説明し、お客様が納得できる提案内容をだせる営業の方を探しましょう。
営業に、良い所と悪い所をはっきりと聞いてみましょう! 良い所しか言わない営業は無視しましょう!