お久しぶりです。ぺいんと工房の吉田です。
最近ある悩みが
塗装屋として、長年培ってきた実績と信頼に基づいて、溶剤系ステインをご提案させていただいていたのですが、溶剤系ステインは独特な臭いが伴い、体調不良を訴える方がいらっしゃるので……
お客様の健康と快適性を第一に考えると、お客様のご要望に合わせて、自然系塗料(オスモカラー等)や水性ステイン(ガードラックアクア等)といった、臭いの少ない塗料をご提案して行くのが自然の流れなのですが
やはり実績と信頼・仕上がりの良さがネックになっておりました。
色々と知り合いの塗装屋さんや材料屋さん、メーカーさんなどから色々な塗料のメリットやデメリットのアドバイスを受けたうえで、また自分なりの考えもまとめたうえで、これからはお客様のご意見を尊重して柔軟に対応して、ご希望や不安な点を気軽に話せる会社になっていかないと、時代錯誤な会社になっては行けないと心に決めました!
お客様が選ぶ目安として、それぞれの塗料の特徴とメリット・デメリットをまとめましたので、ご参考程度にご確認ください。
■ 溶剤系ステイン
メリット:
- 木目や素材感を活かした美しい仕上がり
- 耐久性・耐水性に優れている
デメリット:
- 独特な臭いが強い
- 乾燥に時間がかかる
■ 自然系塗料(オスモカラー等)
メリット:
- 環境や人体に優しい
- 自然な風合いを活かした仕上がり
デメリット:
- 溶剤系ステインに比べて耐久性が低い
- 比較的高価
■ 水性ステイン(ガードラックアクア)
メリット:
- 溶剤系ステインに比べて臭いが少ない
- 乾燥が早い
- VOCを含まない
デメリット:
- 溶剤系ステインに比べて耐水性が低い
- 比較的高価
今回は、お客様のご要望で塗りつぶしの仕上げがご希望でしたので、造膜型の水性ステイン ノンロットブルーノで塗装させて頂きました。仕上がりも多少木目が見えていい感じの仕上がりなうえ、塗りやすいうえに、1日に2回塗りも出来ることで費用も抑えれるので、なかなか良い塗料じゃないしょうか。 後は、耐候性がどんな感じか楽しです。とりあえずは造膜型なので浸透型の塗料よりはもって欲しいものです。
塗装をご検討される場合のご参考にまでに。